英文法参考書おすすめ31選

安河内の新英語をはじめからていねいに
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よなたん(与那嶺隆之)
偏差値38の状態から参考書学習による独学で早稲田大学に合格。受験生に効率の良い勉強法を伝える「独学ラボ」を運営。参考書・勉強法研究家。自身で学習塾を経営する傍ら、あらゆる学習塾・予備校のコンサルティングも請け負う。

中学英文法と高校英文法の理解用の講義本、文法問題集、正誤問題集や整序問題集を紹介する。

他にも英会話問題集、英作文問題集、発音問題集、リスニング対策集なども少し紹介する。

オススメの英文法勉強法【最速でセンター8割】

 

中学英文法の参考書・問題集・ドリル

 

『くもんの中学英文法』は中学レベルの英文法の理解用参考書。たとえば中高一貫の中学三年生、中学英語が全く理解できていなくて困っている高校1年生がまず読んでみるといいだろう。

『別冊解説付 Mr. Evine の中学英文法を修了するドリル (Mr. Evine シリーズ)』は大学受験英語のための中学復習用としては最もおすすめできるテキスト。SVOCMの解説を交えつつ中学英語を復習することができる。

このテキストについては「別冊解説付Mr.Evineの中学英文法を修了するドリル シリーズ解説」に詳しく解説しているので参照してほしい。

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高校英語の理解系・講義本

『スーパーステップ くもんの高校英文法』は文法事項が細かく分類されていて辞書的に使える参考書。例文の音声も無料で入手することができる。『くもんの中学英文法』から復習してきた人は使ってみてもいいだろう。

『もっとつながる英文法』は3日程度で通読できる理解用講義本。「完了形」「仮定法」「準動詞」「関係詞」などの読解に関わる英文法=読解英文法に絞って英文法を理解することができる。

『一億人の英文法』はネイティブスピーカーが考えている英文法のイメージを理解することができる本だ。一通り英語を勉強した最難関大志望者が、英文法を深く理解してイメージで考えられるようになる。『一億人の英文法 CDブック』も合わせて勉強してみるといいだろう。

 

高校英語の2分冊・講義本

2冊セットの講義系の本。著書ごとに網羅性や解説のテイストが違うので、好みで選んでいいだろう。

 

大学受験用の英文法問題集

『英文法・語法問題ベスト400: これが入試に出る!』は本当に重要な400題の英文法語法問題を勉強できる参考書。ネクステ―ジ(742問)の約半分の問題を集中的に覚えることで、英文法の基礎~標準レベルの問題をマスターすることができる。

『Next Stage 英文法・語法問題 3rd edition』は最も受験生に人気があるだろう英文法問題集だ。人気だからこそアンチもいるようだが、やはりネクステ―ジは文法問題集としてハイクオリティだろう。桐原書店の「音声ダウンロードページ」から「第1問、第2問」などの問題文の音声を無料でダウンロード出来る。

『大学入試 アップグレード UPGRADE英文法・語法問題 改訂版』『Scramble 英文法・語法 第3版 (大学受験スクランブル英文法・語法)』もネクステ―ジと同じレベルの問題集だ。

『富田の入試英文法Ver.1 解法の基礎』は徹底的に理詰め・文法ルールを当てはめて難しい文法問題を解くための思考回路を形成するための参考書だ。最難関レベルの文法問題対策の1冊目として使える。

『全解説頻出英文法・語法問題1000』は最難関向けの英文法・語法問題集。早慶志望者などに人気だが、覚えきれていない受験生も多い。無理に背伸びして勉強するよりはまずネクステ―ジをきちんと覚えた方が良い。

 

英文法・語法ランダム出題問題集

『全解説実力判定英文法ファイナル問題集 (標準編)』『全解説実力判定英文法ファイナル問題集 (難関大学編)』はランダムに問題が収録されているタイプの問題集だ。

普通の問題集だと「時制」「仮定法」など章ごとに問題が配列されているので、ランダムに出題されると解けない人がいる。それを防ぐためにランダム問題集で演習するのが有効だ。

『大学入試英語頻出問題総演習 (即戦ゼミ) 最新六訂版』は伝統的に人気のある問題集。解説はほぼないに等しいので英語上級者以外が使ってはいけない。このテキストのことを全然わかっていない教師がたまに薦めることもあるが、むやみに使わないように注意してほしい。

『フラッシュ!速攻英文法1』『フラッシュ!速攻英文法 2』は英文法をカードで覚える異色の文法問題集。持ち運びができて暗記しやすい。ネクステ―ジの次の最難関向けの文法知識ストックとして使えるだろう。

『英文法・語法ランダム演習セレクト600』『英文法・語法 最終チェック問題集〔必修レベル編〕』『英文法・語法 最終チェック問題集〔難関レベル編〕』はいずれも新しい参考書だ。ファイナル英文法に代わるランダムタイプの総復習・演習初として使えるだろう。

正誤問題集・整序問題集

正誤問題対策としては河合出版の『スーパー講義英文法・語法正誤問題』が鉄板だろう。正誤問題という問題自体の難易度が高く、勉強しても満点を取るのは非常に難しいため、あまり時間を突っ込まないように注意したい。

整序問題はまず熟語と構文を十分に覚えてから対策をした方が良いだろう。『英語整序問題速攻100題―1日20分5日間完成 (集中マスター)』でもいいが、難しい整序問題がでる場合は『英語整序問題200―短期で攻める』をやるといいだろう。

 

 

英会話問題集

英会話問題の対策の基本は『ネクステ―ジ』等の会話表現を覚えることだ。単純な会話問題しか出さない大学ならば、その会話表現を覚えるだけで対策が完了する。

本格的な会話問題が出題されるなら、上記のどれか1冊を勉強すると良いだろう。

 

英作文問題集

『英作文基本300選』で例文を覚えて『大矢英作文講義の実況中継』を学習すれば基本的な英作文の能力は付けられる。そのあとは傾向に合った対策を問題集で学習すると良いだろう。

 

発音・アクセント対策

一応挙げておくが、私は発音・アクセント問題は本来対策など不要のものだと考えている

普段から発音やアクセントに注意して英語を音読していれば、センター試験の第1問などは対策などしなくても満点が取れるからだ。事実、私は第1問対策はしたことないが、一度もそこで落としたことはない。普段からの発音とアクセントをどれだけ意識しているかが重要になってくる。

あえて対策をするならどれか1冊を学習すればよい。

 

リスニング対策・問題集

リスニング対策も、基本的には普段の音読が重要である。普段から速単などでシャドウイングを繰り返していてれば、それだけでセンターリスニングで35点程度は取れるようになるだろう。

そこから『灘高キムタツのセンター試験英語リスニング合格の法則 (実践編)』などをしっかり学習すれば45点程度は取れるようになると思う。

繰り返しになるが、リスニング対策はリスニング対策テキストでの学習以上に、普段からの聴きこみ・サイトトランスレーションやシャドウイングでの「耳慣らし」が重要になる。問題を解いて終わりでは絶対に力はつかないので注意しよう。

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安河内の新英語をはじめからていねいに

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19 件のコメント

  • よなたん先生

    おはようございます。いつもお世話になっています。ありがとうございます。

    英文法の参考書について、メールをさせていただきました。

    現在は、分からないことがあると、フォレストを辞書代わりに使っています。
    しかし、最近、文法もレベルが上がってきて、フォレストでは物足りなさを感じています。

    そんな悩みを解決してくれそうな辞書代わりに使えるお勧めの参考書はありますでしょうか?

    お時間ありましたら、よろしくお願いします

    • >みえこさん:そもそもフォレストで分からないくらいの文法を勉強する段階なのか?という気がします。辞書を変えれば解決する問題なのかそもそも考える必要があるのではないでしょうか。文法辞書と言えば昔から『ロイヤル英文法』などが人気ですが私は文法辞書をほとんど使ったことがないのでコレ!というおススメはあまりできません。

  • よなたん先生、

    こんにちは。
    ご丁寧な回答をいつもありがとうございます。

    文法辞書代わりの参考書ですが、よなたん先生は、問題集などで分からなかった場合は、ゴリゴリ暗記したのでしょうか?

    よろしくお願いします

    • >みえこさん:そもそもわからないレベルの問題集をやりません。たとえば昔『即ゼミ3』をやりましたが、わからなくて一旦捨てました(笑) わからないレベルの問題ばかり出るならそのテキストはいったん止めて、読解の勉強をメインにやった方がいいです。
      実際『和田式』などでも述べられていますが、英文読解量を多めに積んだ後に英文法をやった方が効率的です。たくさん英語を読む中で自然と「正しい英文の形に慣れるから」です。

      文法問題集の問題で「初めて見る英文の形がある」というのはそもそも論外と考えてほしいです。初めて見るような英文を文法問題集で覚えるのではなく、あらかじめ単熟語・構文暗記をして、たくさんの長文を読んだ後に文法問題集をやります。そうすれば「あ、これは長文で見たことがあるな」というものが多くなるので、丸暗記じゃなくて済むようになります。

      したがって、今やっている英文法問題集はいったん置いておいて、解釈と長文を100本程度読む勉強をした方がいいと思います。
      正直文法をやり過ぎだと思います。文法ではなく長文を読まないと英語は得意になりませんので注意してください。

      また、私でも分からない問題と言うのはたまにありました。そういう問題は「英文丸ごと何度も音読して覚えてしまう」のが早い。
      結局、英語は日本語とは別の言語であり、例外はたくさんあります。「これはそういうものだ」と納得するしかないものもたくさんあります。

      そういった文法問題を覚えこむ際に重要なのはやはり音読の作法。音読して、和訳をスラスラ言えるようになるまで英文を覚えこめるかが重要です。それが出来ないといつまで経っても問題を覚えられないし、またその問題は覚えられても、別の問題になると間違えます。
      最終的に英語は「慣れ」ですから「この英文の形は絶対おかしい」「この選択肢だと不自然」と言う風に【フィーリング】で正解が瞬時に判断できるようにならないといけません。そのためには何千何万語もの英語を読まないといけません。
      難関大を受験するなら5万語を目安に、と言う風に「和田式」で入ってます。だいたい長文500本です。

      英文法問題集ばかり気にするより、私はとにかく易しめの長文から入ってどんどん読んでいくことを勧めます。センター英語の長文で満点取れるようになっていたら、文法問題もだいぶスムーズにできるようになります。

  • よなたん先生様

    こんにちは

    よなたん先生には、いつもご丁寧なアドバイスをいただき、感謝の気持ちでいっぱいです。今回も本当にこんなに相談にのっていただき、ありがとうございます。

    よなたん先生のおっしゃる事、納得です。音読に関しては、その通りだと共感です。

    そこで、今は単語を、
    そして長文ですね。
    安河内先生のレベル別英語長文1からやるか、解釈70 のどちらをやるか迷っています。やはり、読み方を学ぶ解釈70がいいですかね?

    この二冊の問題集の目指していることは同じになりますでしょうか?

    お時間ありましたら、よろしくお願いしますいつも申し訳ないです。

    • >みえこさん:レベル別長文1と技術70はジャンルも使用目的もレベルも全部違います。私のブログの関連記事を参照してください。
      英文解釈の技術の使い方」「英語長文レベル別問題集の使い方

      たしかにレベル別は構文解説が詳しいので解釈的な勉強もできますが、それはあくまでアウトプットとしてです。きちんとした英文解釈を勉強したいならまず解釈本から手を付けた方がいいです。
      何からやるべきか、という話は「参考書ルート」などで散々話しているので、これ以上どの参考書を・・・という話はご遠慮いただくようお願いしたいと思います とはご自分で判断してください。それを考えるのも立派な勉強ですので。

      ご質問に一応お答えしておくと、レベル別①はたぶん簡単すぎるのでやらなくてもいい。やるならレベル3くらいからがいいです。技術70とどっちをやるかと言う話ですが、どっちでもいいです。どちらかと言えばまず解釈からやることをおすすめします。
      あとはこちらをご覧ください。「英語参考書ルート」

  • よなたん先生様

    すみません。何度も何度も。
    事実、勉強が苦手な人間にとりましては、もう最初の時点で《英語難民》になってしまうんですよ(´д`)

    勉強の方向性が、先生のアドバイスで見えました。ありがとうございます。

    よなたん先生のHPのさらなる発展を祈念しております。

    ありがとうございました

    • >みえこさん:英語難民にならないように基礎の基礎からの勉強と「読解英文法と解釈から」勉強するように提言しています。細かい部分については直接見ないと精密なアドバイスが出来ないので予めご了承いただければと思います。特に「結局文法も慣れ」というあたりの感覚的な話は近いうち文法の記事に追加しようと思います。
      ある程度勉強が進んだらまたご相談ください。

  • 質問です

    参考書について

    慶應法慶應文慶應商学部です

    単語キク単2000 から6000

    シス単

    長文 速単入門 必修 core1900

    キムタツセンターから難関まで3冊

    解釈 基本はここ 入門 基礎100 ポレポレ 透視図 時間があったら

    会話問題のストラテジー

    作文 英作文基本300 と 大矢

    文法 ネクステ

    これやればokと思っていませんが最低限計画をたてるので教えてほしいです

    もう終わっているものもありますが

    • >xbさん:自分のコメントを見返してほしいですが、質問になっていませんよ。

      だいたい質問の意図はわかりますので答えます。それらでまぁ戦えるようになるとは言えます。でもところどころ足りない部分はあります。文法とか。

      それは「個人で勉強するならば」実際に勉強して→過去問見て→勉強して→過去問見てといったサイクルを続けていく中で見出すしかないです。ですからそれらのテキストを8月9月くらいを目標に習得してみてください。

  • 慶應法 文 青学国際政経志望の浪人生です

    構文300は英作文にも使えると書かれていましたが

    構文300をやったあとに関係なく英作文をする場合は英作文300も追加でやるのか

    それとも構文300から直接英作文実況中継へいくべきでしょうか

    慶應法学部政治学科で会話問題が出題されますが非常に難しいです

    会話問題のストラテジーでいいでしょうか

    またよなたんさんがもし慶應の法学部をうけ会話問題対策をするばあい上の参考書のどれを使いますでしょうか?

    • >ミネラルいちんさん:作文300選もやったほうがいいですねぇ。個人的に構文はあくまで読解の基礎として位置付けているので(英作にも応用できますが、英作を本格的にやるなら英作300選も、って感じ)。

      会話ですか~。私はZ会の『トレーニング』を使用しましたが、個人的には『メタロジック』をやってからストラテジーとかトレーニングで演習しますね。難しいなら最低でも2冊はやっておくべき。理論を学んで大量の演習をして「会話のロジック」を叩き込む必要があるかと思います。

  • 高3の受験生です

    センターまであと1ヶ月しかないのに最後の模試で自己最低点を取ってしまいました

    文法が苦手なのと時間がいつも足りず大問を1つ解くことが出来ないで終わってしまいます

    この時期にどんな参考書、問題集を使って勉強すればいいか、勉強の方法を教えてください

    英語はセンター試験のみで、7割を目指しています

    • >あーちゃんさん:具体的に何が足りないかわからないので何も言えませんね。「単語熟語を徹底して覚える」「英文解釈力は十分か確認する(多分ダメ)」の2点をまず考えてみましょう。

      • 英文を解釈するのは苦手です
        結構時間がかかってしまいます

        解くスピードを全体的にあげたいです

        長文演習、文法問題…何に重点を置いて勉強すればいいのでしょうか?

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    ABOUTこの記事をかいた人

    与那嶺 隆之

    高3の9月から勉強を始め(当時偏差値38)1年間の自宅浪人を経て早稲田大学に合格。その後も勉強を続け勉強法を研究し、予備校に通わず参考書で合格する方法をブログやメールマガジンで発信している。