最難関大学合格へのPROCESS4 英文読解の完成の使い方

英文読解の完成―設問予測で読む (最難関大学合格へのPROCESS)
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よなたん(与那嶺隆之)
偏差値38の状態から参考書学習による独学で早稲田大学に合格。受験生に効率の良い勉強法を伝える「独学ラボ」を運営。参考書・勉強法研究家。自身で学習塾を経営する傍ら、学習塾・予備校のコンサルティングも請け負う。

最難関レベルの英文読解力を養成したい。むずかしめの長文を大量に演習したい。パラグラフリーディングや解答の思考力を身につけたい。

そんな人にお勧めしたいのが『英文読解の完成―設問予測で読む (最難関大学合格へのPROCESS)』です。

トフルゼミナールらしく内容は本格派。最難関レベルの長文問題とガチンコで向き合っていくイメージの問題集。

ただの問題集ではなくパラグラフリーディングのようなテイストの解説がなされています。一方でCDも付属させ、体で読解力を鍛えていくという方針もあるバランスの良い問題集。

 

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基本スペック

  • [ジャンル]長文問題集
  • [問題数]13題
  • [難易度]最難関
  • [必要学力]早慶レベルの長文を普通に読める
  • [到達レベル]早慶英語を読める→合格点
  • [勉強期間]1か月
  • [使用目的]いろんな設問形式の問題に対応する力を身につけるため
  • [勉強目標]読み方、解き方を全て吸収すること
  • [対象者]最難関大学を受験する人、バリエーション豊富な英語の問題が出る大学を受ける人

『英文読解の完成』はPROCESSシリーズの最高レベルに位置する問題集です。本によると、

本書は、東大・京大・東京外国語大をはじめとする国公立大と、早慶上智ICUをはじめとする私大最難関校の英語読解問題の対策のためのものです。使用されている英文・問題も主に上記大学の入試問題となっています。(9pより引用)

 上で挙げられている大学を受験する人は受験期後半の問題集として採用していいんじゃないかと思っています。

本書は読解スキルを向上させることをコンセプトとしています。スキルとは言っても細かいテクニックではなく、もっと汎用的な、どの問題にも応用できる技術を鍛えることを目的としています。

例えば問題形式でいえば以下のようなものを挙げています。

  • 下線部語意確定
  • 適語空所補充
  • 語句整序
  • パラフレーズ選択
  • 和訳(以降省略)

上に挙げた問題を解くためには「文脈からの語意確定」という読解スキルが必要であると述べています。

他にも「センテンスの構造把握」「指示表現の捕捉」「文脈の標識の捕捉」「writing patternの把握」「passage構成の把握」といった読解スキルを挙げています。

(これらの名前を見て内容を予測できる人はすでにかなりの読解力があると言っていいでしょう。)

どんな問題にも対応できる読解スキルを身につけることによって実戦での得点力を高めることが出来るはずです。

本の構成

目次を引用します。

≪理論編≫読解スキルとは何か

  • Unit1 narrow/wider context
    • Lesson1 narrow contextとwider context
  • Unit2 読解スキルのアスペクト―narrow context
    • Lesson2 文脈からの語意確定
    • Lesson3 センテンスの構造把握
    • Lesson4 指示表現の捕捉
    • Lesson5 文脈の標識の捕捉
  • Unit3 読解スキルのアスペクト―wider context
    • Lesson6 paragraph patternsとmain ideasの把握
    • Lesson7 passage構成の把握
    • Lesson8 main ideaを見つける読解法

まず理論編では、短い英文での例題を通して、各読解スキルの概要・理論を解説していきます。ここでは英文より日本語での理論解説が多い感じです。

また、本書の特徴がここから垣間見えますが、英文の論旨展開がチャートで図示されているということ。こういった書き方をしている本はたぶん他にないですね。

理論編ではそこまで英文をガンガン読むわけでもないので、1日1レッスン~2レッスンくらいでサクサク進められるでしょう。

 

≪応用編≫読解スキルからの解法

  • Unit4 文脈からの語意確定
    • Lesson9 下線部語意確定
    • Lesson10 適語空所補充
  • Unit5 センテンスの構造把握
    • Lesson11 語句整序
    • Lesson12 パラフレーズ選択
    • Lesson13 和訳
  • Unit6 指示表現の捕捉
    • Lesson14 指示語捕捉
    • Lesson15 指示語説明
  • Unit7 文脈の標識の把握
    • Lesson16 センテンス整序
    • Lesson17 適文空所補充
    • Lesson18 パラグラフ整序
  • Unit8 paragraph patternsとmain ideasの把握
    • Lesson19 内容一致/内容正誤
    • Lesson20 内容説明
  • Unit9 passageの構成と要旨の把握
    • Lesson21 要約選択/要約記述

応用編からは実際の入試問題を解くことになり、CD音声もついてきます。

各読解スキルを問われるさまざまな設問形式の解法をマスターすることがここでの目標です。

レッスン17以降は長めの英文になり、1000語程度の長文が出てくるようになります。

使い方

  1. 理論編を読んで読解スキルの概要を覚える
  2. 応用編の入試問題を解いていく
  3. 時間を測って問題を解いて答え合わせ、解説を熟読する
  4. 特に論理チャート図は熟読し、main ideaとsupporting ideaを自分で説明できるようにしておく
  5. 復習の際には自分で論理チャート図をメモしながら読んでみる
  6. 要約を書いてみる
  7. リーズニングを行う
  8. もちろんどこかのタイミングでCDを使った音読を行う

このレベルに来たら使い方で迷うことは無いと思いますが、このテキストの特徴でもある論理チャート図を自分で書けるようにしておきましょう。

このテキストが気に入ったら『ディスコースマーカー英文読解 大意把握から要約まで』もチェックしておくといいでしょう。

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与那嶺 隆之

高3の9月から勉強を始め(当時偏差値38)1年間の自宅浪人を経て早稲田大学に合格。その後も勉強を続け勉強法を研究し、予備校に通わず参考書で合格する方法をブログやメールマガジンで発信している。